top of page
和モダン
真行草の庭
「真」「行」「草」
もともと書道から始まり
華道、茶道、もちろん造園にも取り入れられました。
日本文化で美しいとされる考え方です。
今回は延段という園路で表現しました。
「真」・角状の切石を使い直線的で格調の高い様式。
「行」・切石と自然石の両方を使い少しくだけた様式。
「草」・自然石のみを使用し曲線で構成されたくだけた様式。
真行草の庭 ライトアップ
今回は玄関に向かう間で変化する延段を施工しました。
人の生き方や仕事にも例えられると私は思います。
「真」基礎を磨き、真を核に自分らしさを取り入れ「行」を経て、
自分の世界「草」を完成させる
これは、芸術と呼ばれる音楽や絵画にも共通してるのではないでしょうか
何事も「真」をしっかり学ばなければ成功はないのでしょう。
聖なる島
既存の材料を使って石庭を作りました。
蹲の後ろに灯籠が定番ですが、
あえて二つの島に分け少しモダンな提案をさせて頂きました。
石板を結界とし、黒砂利を世俗・白砂利を聖域としました。
一つ目の島は山と湧き出る水を蹲で表現。二つの目の島は灯籠の島。
バックに垣根が欲しいところですが今回はブラック背景にし、
石が浮き出るようにしました。
波の音
風にゆれる紅葉
こすれる葉音は
島に打ち寄せる波の様
H邸
物干し場に行くまでの遠路を造りました。
洗濯物を干すという日常の行いも楽しくなるよう、
尾瀬の小道をイメージしデザインさせて頂きました。
山道
和洋折衷・そして山を歩く雰囲気の庭を造りました。
乱形の延段の通路から方形の石張りへと変化させています。
室内から見る際も、場所によって印象は大分違います。
六界列石
六ケ所に配された六方石群は
仏教の教えである六界(六道)を表し、
列をなし連なる石は、様々な時代を経て
現代へと続く伝統を表現しました。
bottom of page